担当者からメッセージ

担当／丹治

こちらの売主様は、親世代が90年代に購入した別荘地の処分にお困りで弊社のHPよりお問い合わせを頂きました。
本来であれば、弊社の営業エリアではないためご依頼をお断りするのですが、今回は、これまで複数社に依頼を断わられ、その処分にとてもお困りのご様子でしたので、ご相談をお受け致しました。
 
福島県内にも複数箇所ある90年代のバブル期に作られた別荘地は、そのほとんどが売れ残り、現在その売却は非常に困難なものが多いのですが、今回のご相談の土地もその一角と言えるものでした。特に、当該地はそのほとんどが傾斜地で、平場で建物を建てられる土地は非常に限られた条件的にも比較的厳しいものでした。
 
このような物件は残念ながら現在の不動産市場では「無料でもいらない」とされる「負動産」と言われる物件であり、一般に売り出しをしても、まず買い手はつかないだろうと想定されました。
 
そのため、この傾斜地がむしろ価値と感じて頂けそうな方は、誰かと想像した時、キャンプを好む方なら上手く使って頂けるのではないかと思いました。そこで、私の知り合いでキャンプ愛好家の方に声を掛けました。その中のお一人をなんとか説得することが出来、ほぼ無料のような形ですが引き取っていただくことが出来ました。
 
売主様は、費用負担してでも処分したいとおっしゃっておられましたので、ほぼ無料のような形でも処分出来たことに非常に喜んでいただけました。
 
F様、本当にありがとうございました。