担当者からメッセージ

担当／高橋

こちらの売主様はお母様がお亡くなりになり、空き家となったご実家を売却する為に、複数社に査定を依頼され、その内の１社が当社でした。ご相談頂いた物件は相続登記が未登記であり、登記簿上はお母様を含めた２名で所有されている事となっておりました。またその内の１名であるお兄様が県外に所有する不動産の為の共同担保としてこちらの物件にも抵当権が設定されており、お兄様もすでにお亡くなりになっておられました。それぞれに相続が発生し、相続人も複数いらっしゃいましたから対応を間違うと少し複雑な状況になってしまう恐れがありました。まずはそれぞれの相続に対し代表相続人を選出してもらい、相続登記を済ませました。その上で共同担保として設定されている抵当権を外す為に先に県外の不動産から売却を行ってもらう事にをご提案致しました。こちらの抵当権を外さない限り、買主様を見つけ契約を行ったとしてもお引渡しが出来ない為です。幸い、県外の不動産の所有者様もこの機会に売却したいと考えていたそうで、また相場から見れば売却金額から残債を全て返済できそうであるとの事でした。高橋様は状況が少し複雑である事を理解されておられましたから、売却出来るのか心配されておりましたが、初回のご相談である程度の方向性が見え安心された様でした。そして相続や売却に対する知識が豊富で、冗談が通じるという事で当社にご依頼頂く事になりました。

当社は福島市、伊達市、二本松市以外のエリアでご依頼をお受けする事を差し控えております。それは、専門性を有していないエリアでご依頼をお受けするのは結果的に売主様にご迷惑をおかけしてしまう可能性があるからです。遠方の不動産はやはりそのエリアに強い不動産業者へ依頼されるのが得策です。先んじて売却するべき県外の不動産はそのエリアに強い不動産業者に依頼して頂く様ご提案し、その間にご依頼頂いた不動産の残置物処分やハウスクリーニングなど売却の為の準備を進めていきました。数ヶ月後、県外の不動産の売却が成功し、抵当権の抹消を終えたとのご連絡を頂き、すぐに販売を開始。２組目のご案内で成約となりました。販売からは１ヶ月と経たずに成約となった事、また抱えておられた不安や問題が全て解決したとの事で高橋様には非常に喜んで頂けたと思います。このように円滑に進む事が出来たのは高橋様のお人柄で常に当社を信頼頂き、様々なご提案をご理解頂けたからだと思います。

こちらのアンケートをご記入頂く際も、「あまり文章書くのは得意じゃないけど、このアンケートには文章以上の想いが込もっています。満足度120％です。」と暖かい言葉をかけて頂き、感無量でございました。高橋様のお人柄で最初から最後まで本当に気持ちの良いお取引になりました。

高橋様、本当にありがとうございました。