担当者からメッセージ

担当／阿部

平成22年に相続にて取得されてから約6年間、気持ちの整理がつかずに売却を先延ばしにされていたそうですが、心境の変化があり売却をしたいとのご相談を頂きました。初めて伺った際には家財道具も当時のままとなっており、長らく空き家にされていた状況が見受けられました。物件は駅から徒歩２分、近隣には小中学校や商業施設があり、好立地。しかし土地は変形地でありました。また建物は平成５年築でありながら、長年空き家となっていたため、多少の劣化が見られました。

売主様としては、長年水道を通水していない、浄化槽に亀裂が入っているなどの劣化を気にされており、建物として使用するのは難しいとのお考えで、更地として売却したほうがよいのでは、とのお話でしたが、土地として売却した場合、地型が変形地であるために需要が低くなってしまう事、また解体の手間がかかる割に、費用負担を考えると売主様のお手元に残る金額が少なくなってしまい事、建物もリフォームを行う事で十分に再生可能である事から現状のまま中古住宅として売却する事をご提案致しました。

残置物の処分、ハウスクリーニングなど売却に差し当たり最低限の準備を行い、売却を開始すると、予想通り早速お問い合わせを頂き、そのまま一組目で成約となりました。引渡しまでの途中、隣地所有者との境界認識のズレなどございましたが、想定内であり、確定測量後に覚書を締結し事なきを得ました。境界についても事前に考えうるリスク、またその際の対応策などを売主様へお伝えしており、また変化する状況もご報告しておりましたので、売主様にはご安心頂けたのだと思います。売主様に喜んで頂き非常に嬉しく思います。

K様、本当にありがとうございました。